行政書士の学習をしていると、合格への気持ちが日々変わってくることがあります。
どの問題を解いても、納得のいく結果が得られた日は、合格への期待が大きくなります。
逆に、同じ問題を何回解いても間違えるし、暗記しても暗記しても忘れてしまう。そんな日は全く受かる気がせず落ち込んでしまい、やる気も失せてしまいます。
そこで、今回は行政書士に受かる気がしない原因や対処法についてお伝えします。
受かる気がしないという不安を感じるのは皆同じ

人によっては、一旦テンションが下がってしまうと元に戻すのに時間を要したり、まかり間違えれば勉強をやめてしまう人もいたりします。
こうした方は、試験に以前に気持ちで負けてしまっているのかもしれません。
『合格するぞ!』と思って学習するのと、『受かる気がしない』とか、『落ちるかもしれない』と思って学習するのでは、得られる効果が異なります。
仮に学習中うまくいかないことがあっても、当たり前くらいな気持ちでいないと試験まで学習を続けていけません。
学習の初めから試験まで一貫して、良い結果が得られる人などほとんどいないのです。
目的地には、目の前の暗いトンネルを通らなければ辿り着けないくらいの気持ちでいましょう。
特に初学習者の場合は誰もが通る道で、自分だけではないので、あまり心配し過ぎないことが大事です。
ただし、何年学習しても合格しない人の場合は、別の問題があるかもしれません。
学習方法が間違っている可能性もあり、今一度自身の学習方法を見直してみる必要がありそうです。
行政書士に受かる気がしない理由
行政書士は独学でも合格可能ですが、さらっと簡単に受かる試験ではありません。
特に法律をはじめて学ぶ方にとっては、法律用語に慣れるだけでも大変です。
また、卒業から間もない受験生ならまだしも、学生時代から大分時間が経過している受験生は一般知識の学習に手こずったりします。
試験が久しぶりであればあるほど、苦労も多く、学習途中に気持ちが萎えてしまうのは仕方がないことなのです。
そもそも法律用語が難解
法律用語は独特で、学習経験がない方の場合では、当初は意味が分からないことが多いと思います。
判例を読んでいても、回りくどくて、結局違憲か合憲かもよく分からないときがあります。
どっちか?分からラなくては話にならないので、自分の中で結論が出るまで色々調べてたりします。
そうこうするうちに時間もかかり、こんな頭で果たして大丈夫なのだろうか?と自信を喪失してしまうことも一度や二度ではありません。
さらに、何回解いても同じ問題で間違える、ひどいときは7回解いて7回とも正解出来ななったこともありました。
流石にそんな時はPCを捨ててしまうかと思ったほどイライラしました。
それでも、回目に解けた時はあきらめなくて良かったと気をよくしたり。
またまた、ある日はこれまでずーっと正解出来ていた問題がある日突然不正解に。。。
理由は今もって分からないままですが、その時心底思いました。
正解出来る問題も解いていて良かった!と。
中には、正解出来る問題は飛ばして学習する方もいるようですが、仮に私がその方法を取っていたら、合格はなかったかも?と今さらながら思います。
法律初学者の場合は、私の例のように慣れるだけでも少々苦労することが予想されます。
それでも私の場合、1日も勉強しない日はなかったように記憶しています。勉強しない方が不安でしたし、勉強しないで後悔するよりは、勉強して落ちる方が後悔しないだろうと考えたからです。
一般知識の足切りが回避がやっかい
行政書士試験対策では、法令科目だけでなく一般知識の学習もしなければならず、幅広く学習することが求められます。
その上、足切り制度があり、どちらかの科目に偏った得点では合格できないシステムが採用されています。
何回受験しても合格できない人の中には、足切りのせいで不合格となっている人も少なくないようです。
受かる気がしないときの対処法

学習中の試験前で受かる気がしないと不安な時の一番の対処法はというと、冒頭でも紹介したようにあまり気にしないことです。
むしろ、そのせいで学習を途中で中断してしまう事の方がリスクが高いといえます。
みんな同じ、と考えればそれほど悩まなくて済むのではないでしょうか。

気にしないで勉強し続けるのも、それはそれで難しそうです。

そういう時は、いっそのことその日の学習は終了してしまう方がが良いと思います。
悶々と悩みながら学習を続けても、良い効果は得られません。
無理に学習を続けるのではなく、一旦休憩したり、時間を空けたりすると気持ちが切り替わり、やる気が出たりすることもあります。
是非試してみて下さい。
試験後の場合で、次の試験では受かる気がしないという方は、これまでの学習方法を見直してみてはいかがでしょうか。
独学の方で、合格出来なかった方はご自身の学習方法が間違っている可能性もありますので、講座での学習を検討してみるのも一つの方法です。
既に講座で学習している方の場合は、何年間もの講座費用はかなり負担になると思います。
さらなる経済的な負担が心配な方や初めてでも費用を抑えたい方は、合格したら返金してもらえる、合格出来なかった場合に返金してもらえる、受験経験者を対象に割引がある、のいずれかの講座で費用を抑えてみてはいかがでしょうか。
個人的には合格したら返金がいいと思います。不合格で返金では、ダメ元的な気分になり、全力で学習しないような気がするからです。
そこは人それぞれなので、ご自身が納得のいく講座を選ばれるのが良いでしょう。
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まとめ
試験勉強の間には、行政書士に受かる気がしないときや気持ちが萎えてしまのはよくあることです。
試験前に既に気持ちで負けてしまっていては、一生懸命に学習しても良い効果を与えることはで出来ません。
試験に対する不安は皆同じで誰もが経験すると気楽に構えて、学習を止めないことが重要です。
それでも、どうしても不安が払拭出来ないならば、学習方法を変えてみることを検討しましょう。