行政書士試験の模試は受けるべきか?模試のメリット・デメリットを紹介

行政書士受験対策

行政書士講座を提供している予備校やスクールでは模試を実施しています。各校の模試は講座を受講していなくても単独で受験できます。
予備校だけなく市販の模試も含むとかなり種類の模試がありますが、費用もかかることから模試を受けるか迷う受験生は多いと思います。

そこで、今回は模試を受けるべきか迷っている受験生のための行政書士の模試についてご紹介致します。

行政書士試験の模試を受けるメリットは?

受験者
受験者

やはり、行政書士の模擬試験は受けた方がいいのでしょうか?

ちょこ
ちょこ

メリットの方が大きいので、模試は受けた方がよいと思います。実施に私は、模試と本試験の結果がほぼ同じだったため、余計にそう思います。

行政書士を独学学習する受験生については、行政書士試験の模試は“受けるべき”です。特に、初学習者には模試を受けるメリットは、大きいといえます。

そして、学習が計画通りにすすんでいる場合は、模試の結果と本試験の結果がリンクしていることが多いです。

 《模試のメリット》
 ①本試験の疑似体験ができる
 ②自分の弱点が分かる
 ③予想問題が入手できる   

このうち、①の本試験の疑似体験ができることが一番大きなメリットです。

いつもは一問解くのにそれほど時間を気にしないかもしれませんが、時間制限がある試験では一問にそれほど多くの時間をかけられません。

しかも他の受験者と一緒でペースが狂ったり、緊張したりで、平常心の時より時間を要するかもしれないのです。

3時間に及ぶ試験時間で、しかもいつもと違う環境では、かなり疲労し、時間配分がうまくいかないことも予想されます。

しかし、これを予め模擬試験で体験しておけば、本番でペースが狂うことを防ぐことが出来ます。

受験者
受験者

確かに緊張するとペースが狂いますよね。

ちょこ
ちょこ

試験は予想以上に緊張するものです。

別の試験ですが、数十年振りの試験ということもあり、最初の10分位は試験に集中出来なかった経験がありました。

この経験から試験には練習が必要だと感じ、以降はどの資格試験も模試を受けることにしたのですが、いずれの資格試験においても模試の効果を実感できています。

受験料は必要ですが、自身の経験からも受験生の皆さんにはぜひ模試のを受けることをおすすめします。

受験者
受験者

行政書士試験は60問の出題数で、試験時間3時間だから1問あたり3分で解くことになりますね。

ちょこ
ちょこ

実際は、単純に3分というわけにはいかないですけどね。。

単純に1問3分とはいかない理由はとしては、例えば文章理解は問題が長文で読むだけでもかなり時間が取られます。

また、記述式に至っては文章をまとめたりする必要があるため、1問に10分近くかかることも珍しくありません。

さらに、見直しを考えると、5肢選択式問題につていは普段から1問につき2分半くらいで解答する訓練をしておくと良いでしょう。

模擬試験では本試験の疑似体験が出来ることが最大のメリットですが、模試を受けることで自分の弱点が分かります。

普段の学習から苦手な科目などは分かると思いますが、模試を受験することでより具体的になります。

その他、予想問題として活用できるのも模試のメリットです。

実際に模試で出題された記述問題の類似問題が本試験で出題された時は、模試を受けて本当に良かったと実感しました。

行政書士試験の模試を受けるデメリットは?

受験者
受験者

模擬試験のメリットは分かりましたが、デメリットについてはどうなのでしょうか?

ちょこ
ちょこ

デメリットを敢えて挙げるとすれば、次のようなことでしょうか。

《模試のデメリット》
時間がとられる
費用がかさむ

一般的に模擬試験の料金は、3,000円~5,000円くらいが相場です。

そのほか、会場受験の場合は会場までの交通費も必要となります。

費用面だけでなく、時間もかなり取られます。

模擬試験は本試験と同じで3時間ですが、解説の時間を合わせるとほぼ一日がかりとなります。

受験者
受験者

やなり、模試は自宅受験より会場受験の方が良いのでしょうか?

ちょこ
ちょこ

会場で受けるのがベストですが、近くに会場がない方や実施日が休日でない方などは自宅受験でもよいと思います。

尚、自宅受験をする場合は可能な限り図書館などで試験することをお勧めします。

自宅でない場所の方がより会場受験に近い緊張感が持てるからです。

行政書士試験の模試 の種類や回数について

受験者
受験者

行政書士の模擬試験は会場や自宅での受験のほか、どんなものがあるのですか?

ちょこ
ちょこ

市販でも模試がありますよ。でも、市販の模試は採点を自分ですることになります。正直、記述式の採点は自分では難しいですね。

行政書士の模擬試験は、各予備校の模試を会場と自宅で受験できるタイプのほか、書店等で販売もされています。

また、あまり多くないですが、ネット上で提供されているタイプの模試もあります。

市販の模試の注意点としては、記述式の採点が困難であるということです。

記述式では完璧に解答するのはかなり難しく、模範解答とそっくり同じに解答出来るこことはほぼないと思っていた方が無難です。

反面、完璧に解答出来なくても部分点がもらえます。

しかし、市販の模試の場合、記述式の採点も模範解答のキーワード頼りに自分ですることになります。

自分で採点した記述式の点数については、信用度に欠けてしまうのは否定できません。

受験者
受験者

ちなみに、ちょこさんはどタイプの模試を受けたのですか?

ちょこ
ちょこ

私は全部のタイプの模試を受けました。

受験者
受験者

全部ですか!結構な回数になりますね。

ちょこ
ちょこ

全部で10回分くらいでしょうか。

私自身は地方在住で模試日が仕事であったことから会場受験は1回のみでしたが、1回では不安でしたので、自宅受験と市販の模試を受けました。

実際には会場受験1回、2回分セットタイプの自宅受験を2種類とネットで提供されている模試も受けましたので、合わせて10回分です。

おすすめの模試のタイプは、会場受験→自宅受験→市販(ネットを含む)の順です。

模擬試験は各受験生の住まいや状況が異なることからおすすめのものは一様ではありません。
受けた方が良い模試ですが、試験までの学習に支障が出る場合は無理すべきではないと考えます。

そして、模試は学習が中途半端な状態で受けると、本来の実力を把握するのが困難となります。一通りの学習を終えてから受けるのがよいでしょう。

また、遅くとも10月の中旬までには全ての模試を終えておくことをおすすめします

行政書士の模擬試験の受験後はどうする?

模試は受けるだけでは意味がなく、見直しはもちろんのことその後の弱点確認などの検証が大事です。

予想より点数がよかった場合・・・安心して気を抜かない
予想より点数が悪かった場合・・・落ち込み過ぎない

一般的に模試は本試験よりやや易しいといわれています。模試が期待以上に良い点だったとしても油断することなく学習を続けましょう。

逆に、予想より悪かった場合でも決してあきらめることなく、これを機に弱点を克服するよう学習を進めていって下さい。

まとめ

時間と経済的な負担を除けば、行政書士試験の模試は受けた方が良いです。

模試を受ける時期は一通りの学習をした後、本試験の1か月前くらいまでに受け終えましょう。

模試は学習を予定通り終えてから受けないと、実力を測るのは難しいです。

そして、模試は受けただけでは意味がありません。必ず見直しをするようにしましょう。

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