行政書士を目指す受験生の多くが、出来れば一発合格したいと考えているはずです。行政書士は独学合格が可能な試験ですが、簡単に合格できる資格ではありません。
時間や経済的なことを考えると何度も挑戦するより、1回で合格したいものです。
当ブログは10ヶ月の学習で行政書士試験に一発合格した私が、最短で合格するためのさまざま情報を発信しています。
行政書士試験は独学・初学者でも一発合格は可能!

決して簡単とはいえない行政書士試験ですが、学習に際してきちんと準備をすることで初学者でも十分に一発合格が狙える試験です。
なぜそう言えるのかというと、私自身が初めての挑戦、しかも独学で合格を果たしているからです。
さらにいうと、10か月の学習期間、点数もギリギリの180点ではなく200点越えでの一発合格です。

行政書士は律系の資格なので、独学で1回目の受験で合格するのは難しいと聞きますが、実際はどうなのでしょうか?

私も法律は門外漢でしたが、学習計画をきちんと立て、それを堅実に実行したことで合格につながったと今では感じています。
簡単ではない行政書士試験ですが、自身にあった学習方法を確立し、きちんと学習計画を立てることで初学習者でも十分に一発合格を狙える資格の一つです。
特にわたしのように法律の知識がほとんどない方、または初めて受験する方で独学の場合は、やみくもに学習を始めるより事前に準備することをおすすめします。

具体的にはどんな準備をすればいいのでしょうか?

実はそんなに難しくないんですよ。でも、準備するのとしないのとでは合格への道のりが、全く変わってきます。
具体的に行政書士試験に最短で合格するためには、
①自分に適した学習方法の確立
②具体的な学習計画
③無駄な学習をしない
の3つがとても重要です。
行政書士試験のための学習方法を確立しよう!

では、それぞれについてご紹介します。
最初に学習方法の確立からお話していきたいと思います。
というのも、そもそも学習方法が決まっていないのでは学習計画が立てられないからです。
例えば私のように独学で学習すると決めたら、それに沿った学習計画を立て必要があります。
独学が講座か或いは通学かによって、学習計画は異なってくるからです。
もっとも通学の場合はスケジュールが決まっているため、自分自身で学習計画を立て必要はありませんが、通信などは独学ほどではないしろ、ある程度の計画を立てる方がよいとでしょう。
実際に私が行った学習はとてもシンプルです。テキストは一つだけ、補助教材もほとんど使用しませんでした。
ひたすら問題を解くこと、つまりアウトプットにのみ重点をおきました。
アウトプット重視の学習方法が私自身に合っていたことが独学を選んだ最大の理由です。
具体的には、この期間までに行政法100問解く、ここまでに問題を5回解く、のように期間や回数を決めて取り組んでいました。
途中計画が狂ったら、その時点で多少の修正を入れながらも忠実に計画通り学習したのが功を奏したといえます。
知人の中には六法中心の学習で、これに書き込みなどをして独自六法のようなものに仕上がるまで読み込んで合格をした者もいます。
知人の例は、私と逆でインプット中心の学習ですが、この方も一発合格を果たしています。
このように、どういった学習スタイルをとるのかで、学習計画は異なってきます。
仮に自分に合わない方法で学習をすると効率は悪いですし、最悪の場合は別の方法を選び直さなければならなくなり、結果遠回りになってしまいかねません。
行政書士試験に向けた学習計画を立てよう!
学習スタイルが決まったら、次は学習計画を立てます。
行政書士試験は、法律科目5科目と一般知識からなります。
【法令科目】
・基礎法学
・憲法
・行政法
・民法
・商法
【一般知識】
・政治・経済・社会
・情報通信・個人情報保護
・文章理解
どの科目にどのくらいの時間をあてるか?等具体的な計画をたてることがとても重要です。
法令科目は5科目あります。わたしなど初めのころは、1つの科目を終わらせるのにひと月ほどかかっていました。
5科目全部一回りした段階で、最初の科目に戻るころにはほぼ忘れてしまっています。
記憶力の悪いわたしは覚えるということがとにかく苦痛だったため、試験まで一回でも多く問題を解こうと体育会の勉強方法でとにかく反復学習しました。
学習を始めてから3か月まではここまで〇〇回問題を解こう、半年後はここまで、試験の2か月前には一通り学習を終え、模擬試験に挑戦しよう、といった具合的に計画を立てました。
どのような方法で学習を進めていくかはそれぞれですが、早めに自分にあったスタイルを見つけて学習を始めるのがよいと思ます。
また、初学習者か、すでに学習経験があるかといったことでも立てる計画は異なってくるでしょう。
行政書士試験に合格するためのにはポイントを押さえた学習が重要

上記にご紹介したとおり行政書士試験の範囲は、法令科目5科目、一般知識3科目ととても広いです。
初めての学習でこれら全ての科目を学習するのは容易ではありません。
特にわたしのように法律をはじめて学習する者にとっては、どうやって勉強していよいか分からない者がほとんです。
分からないがゆえに全て完璧に学習しなければならないと思いこみがちですが、その学習方法では何年勉強しても合格出来ない可能性があります。
また、一般知識の「政治・経済・社会」は大学入試レベルともいわれています。
大学入試と同様の学習を行政書士試験のためにするのは、効率がよくありませんし、ナンセンスです。
行政書士試験に限ったことではないですが、試験に最短で合格するには出題傾向の高い問題にポイントを絞って学習することが重要です。
もちろん、試験範囲の全てを勉強するのは行政書士としては大事なことです。
しかし、先ずは試験に受からないと話になりません。必要な法律の知識は合格後でも得ることが可能です。
最短で試験に合格したいなら、出題可能性の高い範囲に的を絞った学習を心掛け、無駄な学習をしないようにしましょう。
行政書士講座を検討してみよう!
行政書士試験の最短合格の3つのポイントを紹介しました。
わたしがここでご紹介したのは独学の方向けのポイントで、これから独学で行政書士を目指す方に参考にしていただけると管理人としてもとてもうれしい限りです。
すすが、あれこれ試して時間ばかり過ぎてしまうのでは本末転倒です。
そういう場合は、予備校やスクールなどの行政書士講座に申し込んで学習を進めていくのがよいと思います。
行政書士講座ではテキストがあり、学習の進め方もあらかた決まっているため、自分で学習計画を立てる必要がありません。
スケジュールに沿って勉強していけばよいだけなので、自分で計画が立てられない方や最後まで独学で学習する自身がない方は、講座での学習がおすすめです。
まとめ
独学で行政書士試験に合格するのは容易ではありません。
しかし、きちんと学習計画を立てることで、独学でも一発で合格することは不可能ではありません。
行政書士試験に最短で合格するためには、「自分に適した学習スタイル」、「試験までの入念な学習計画」、「無駄がなく的を絞った学習」がとても重要です。