行政書士が主婦にお勧めな3つの理由

行政書士資格

行政書士の中でも女性が占める割合は意外に少ないのをご存じでしょうか

実は、女性行政書士が少ない割には、行政書士行の中で女性が求められるシーンはとても多いのです。

仕事を求める女性、中でも主婦の方々にとって、行政書士の業務はとても魅力的で、今後益々需要が見込まれる仕事といえそうです。

そこで、今回は行政書士が主婦に向いている3つの理由について、ご紹介したいと思います。

女性行政書士の方が向いている業務が意外に多い

行政書士業務のうち、離婚に関する業務をはじめ、相続関連業務、成年後見に関する業務などは女性の行政書士の方が好まれる傾向にあります。

反面、女性の行政書士の割合は他の士業と比べると少ないのが現状です。

以下、2019年の弁護士白書のデータから作成した表をご覧ください。

【士業別全体に占める女性の割合】

士業名 全体の数 うち女性の数 割合
弁護士 41,118人 7,717人 18.8%
弁理士 11,336人 1,732人 15.3%
税理士 78,028人 11,649人 14.9%
司法書士 22,632人 3,972人 17.6%
行政書士 47,901人 6.773人 14.1%
公認会計士 31,189人 4,411人 14.1%
社会保険労務士 42,056人 12,910人 30.7%

(弁護士白書2019年版より抜粋)

受験者
受験者

確かに行政書士は女性の割合が少ないですね。とくに社会保険労務士と比較するとかなり少ないという印象です。

ちょこ
ちょこ

そうなんです。同性の私から見ても、もっと増えてほしいと思います。

女性行政書士の活躍の場はこれからも益々増加することが予想されます。

女性の比率が少ない今こそ行政書士を目指すチャンスなのです。

行政書士に合格した主婦の方の体験談を紹介

受験者
受験者

女性が行政書士を目指すのは分かるけど、主婦でも大丈夫かな?と心配される方も多いのではないですか?

ちょこ
ちょこ

そうですね。そこで、実際に合格を果たした主婦の方々の体験談をご紹介します。

ニックネーム:しゅうこさん
合格年度:2018年(平成30年)
年齢:38歳
体験談:
とにかくテキストを隅から隅まで暗記するくらい読みまくりました。また、通信講座といってもしっかり集中しないことには頭に入りません。受講時には周りの環境を整えました。

例えば、子どもの面倒は夫に見てもらい、静かな部屋で一人で集中できるようにしたのです。少しでも物音がすると集中できないので、受講する時はたいてい出かけてもらいました。

また、育児のみならず家事の協力も必須です。夫は元々家事が得意な人なのでその点は安心できました。休日はほとんどの家事と育児を夫にやってもらえたため、私が勉強する時間はだいたい夫の休日です。勉強する時間が限られているからこそ、必死になって集中することができました。自分を追い込んだのが良かったのかもしれません。
ちょこ
ちょこ

主婦の方でお子さんが小さかったりする場合は、やはり家族の協力は大事ですね。

ニックネーム:umeboshi
合格年度:2020年(令和2年)
年齢:44歳
体験談:動画講義付きの通信教育を利用しました。初めは動画+テキストで知識のインプットを行い、ひと通り終わった後は、問題集でひたすらアウトプットを行いました。学習するときに意識していたのは「同じ科目ばかりをやらない」ということです。

行政書士試験は行政法と民法のウエイトが重いため、どうしてもこの2科目に集中して学習しがちですが、同じ科目ばかりに集中してしまうと、他の科目の知識がどんどん抜けて行ってしまいます。
行政法・民法を中心にしながら、他の科目もまんべんなく学習すること大切だと思います。

また、試験合格には、しっかりと学習することはもちろんですが、精神面のコントロールもとても重要だと思います。「勉強する」「気分転換する」「休む」などのバランスを調整しながら進めないと学習を続けることができません。

通信教育であれば学習スピードも自分で決められますので、精神的な負担が少なく合格までたどり着けると思います。
ちょこ
ちょこ

umeboshiさんのおっしゃるようにまんべんなく学習することが合格への近道です。

苦手科目を捨ててしまう受験生もいますが、危険なのでお勧めしません。

いずれの方も学習には上手に通信講座を利用されています。

独学でも合格できますが、家庭と両立しながら合格を目指すなら、やはり効率のよい講座を利用するのが最適です。

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行政書士の報酬単価は高い?

行政書士の報酬は高額ですが、単発が多く税理士のような顧問料で稼ぐことは基本的にはないと考えた方が良いです。
建設業許可のような5年ごとに更新に手続きが必要となる業務以外は、基本ほとんが単発業務です。

ですから、常に集客する必要があります。

しかし、行政書士の業務は広範囲に渡るため仕事が全くないということにはならないと思います。

また、行政書士の報酬は意外に高額です。

日本行政書士連合会の公表の「令和2年度報酬額統計調査の結果」をご覧ください。

業務内容 報酬の最頻値(円)
建設業許可申請(個人・新規)知事 110,000
建設業許可申請(法人・新規)知事 150,000
在留資格認定証明書交付申請 100,000
永住許可申請 100,000
会社設立手続 100,000
自賠責保険請求 30,000
遺言書の起案及び作成指導 50,000
遺産分割協議書の作成 50,000
離婚協議書作成 50,000
内容証明郵便作成 20,000
契約書作成 30,000
   

( 日本行政書士連合会の公表の「令和2年度報酬額統計調査の結果」 より抜粋)

受験者
受験者

行政書士の報酬って結構高額なんですね!

ちょこ
ちょこ

申請の種類によっては何十万円もするものもあるんですよ。

例えば、離婚協議書作成報酬の50,000円をパートの賃金で得ようとすると、時給1,000円で1日5時間働いたとして、10日間勤務する必要があります。

しかも、パートの勤務時間は決まっており、拘束されます。

しかし、行政書士の仕事は期限を守れば自分の好きな時間で仕事が出来ます。

毎日勤務しなくても、お客様との打ち合わせを除けば自分の好きな時間で仕事が出来るため、家庭との両立が十分可能で主婦に適している仕事といえます。

ご自身のライフスタイルに合わせて仕事が出来るのも主婦にとっては、魅力の一つではないでしょうか?

ご主人の扶養の範囲内で仕事をするのでも良いですし、少し頑張って会社員以上に収入を得ることも可能です。

このように家事の間で仕事が出来るのも行政書士の仕事が主婦に向ている理由なのです。

子育てが終わり、家事に時間がかからないという方なら独学でも合格できるかもしれませんが、効率よく合格したいならやはり講座を受講される方が良いと思います。

まとめ

行政書士業務では女性に向いている仕事が多い割には、女性の行政書士が少ないのが現状です。

行政書士を目指すなら、女性が少ない今がチャンスです。

行政書士業務の報酬は意外に高額、1案件でパートの月収分を稼ぐことも、不可能ではありません。

行政書士は、家庭と両立して仕事をするのも、会社員並みに仕事をするのも自分次第なので、主婦に適した仕事といえます。

主婦が行政書士を目指すなら、講座学習がお勧めです。

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