宅建士 LECの講座メリット・デメリット・体験談

宅地建物取引士

今回は各種資格講座を展開するLECの宅建士講座について、メリットだけでなくデメリット、 実際に講座で合格を果たした方の体験談についてもご紹介したいと思います。

宅建士LECの講座をお勧めする理由

LECは、1979年設立、日本初の株式会社立大学を設置したことでも有名な株式会社東京リーガルマインドが運営している資格取得の予備校です。

そんなLECをおすすめす理由は、圧倒的な合格率の高さにあります。

2021年受講生の合格率は70.4%、これは一般の合格率17.6%の約4倍です。

ちょこ
ちょこ

この合格率、実は全受講生を対象としたものではないようです。

HPをよく読むと❝公開模試を全て受験された方のうち、模試正答率60%以上の方を集計したものです。❞との注意書きがあるので、この合格率については少し割り引いて解釈した方がよさそうです。

受験者
受験者

少し少なめに見積もっても合格率が高いことに変わりはありませんよね。

LECの宅建士講座の特長について

先ずは

先ずは、宅建士(宅地建物取引士)講座の特長をご紹介します。

【テキストについて】

  • フルカラー&2色刷りテキスト
  • 長年の知識と経験が詰まった定番テキスト
  • アマゾン販売されている「出る順」&「トリセツ」をコースに応じて使用
  • オリジナルまとめ教材を用意
  • 直前期の効率的な学習ができる直前講座レジュメ

メインテキストの内容については、「おすすめテキスト」の記事で紹介しています。

【問題集について】

  • テーマごとに一問一答&4肢択一の両形式の問題を掲載
  • 問題の正答率を掲載
  • 合格者の正答率順に掲載
  • 問題ごとにワンポイント&詳細解説を掲載
  • 模擬試験は最大6回で実力を高めることができる

【動画について】

  • Web動画+スマホ+音声ダウンロード可能
  • 再生速度は1.0~2.0倍速で視聴可能
  • レジュメ・板書はPDFで簡単に確認可能
  • 講義動画のダウロードでネット環境のない場所での学習が可能

【講師について】

  • 関東エリア29名
  • 関西エリア12名
  • 北海道・東北エリア3名
  • 東海エリア5名
  • 中国・四国エリア2名
  • 九州・沖縄エリア6名

LECは通学講座があるため講師はかなり多いです。総勢57名の講師で講義を担当しています。

ただ、HP上からは通信講義を担当する講師については明記されていません。

無料で1回講義が受けられますので、先ずはそちらを試してみるのもいいかもしれません。

無料講義を試したい方はこちら

LECのおためしWeb受講

LECの宅建士講座の種類と料金について

次いで、LECの宅建士講座の種類と料金についてご紹介します。

 

講座種類 向いている人 料金
プレミアム合格フルコース ・初めて宅建士試験を受験される方
・基礎から漏れなく学習したい方
・独学で合格に至らなかった方
154,000円 ☟ 
早割146,300円
パーフェクト合格フルコース ・限られた時間で基礎から学びたい方
・直前期は自分のペースで勉強したい方
126,500円 ☟ 
早割120,180円
春からチャージ合格フルコース ・春から学習して本年度合格を目指す方
・基礎から漏れなく学習したい方
・独学で合格に至らなかった方
143,000円 ☟ 
早割121,550円
週一完成合格フルコース ・忙しくてなかなか学習時間が作れない方
・法律初学者で受験も初めての方
・基礎から漏れなく学習したい方
・独学で合格に至らなかった方
126,500円 ☟ 
早割107,530円
再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講座 ・受験経験者で合格に数点及ばなかった方
・試験本番で問題が解けなかった方
・問題演習量が不足していたと感じる方
148,500円 ☟ 
早割141,080円
再チャレンジ合格フルコース 110,000円 ☟ 
早割99,000円

LECの宅建講座は通学と通信の両方の講座があり、うち通信講座はWEBとDVDの選択が可能です。

受講料は3月末までに申込むと早割の適用が受けられますが、それでも高額です。

そのほか、LECの講座を利用したことがある場合は通常料金より最大で40%OFF、宅建受験経験者の場合は最大20%OFFの割引が受けられます。

ただし、両者は併用できません。

また、LECの宅建士講座のほとんどが『教育訓練給付制度』の対象になっています。

雇用保険に加入されている場合は是非確認してみて下さい。

初学者向けの割引などはありませんが、再受講者向けの割引はかなり大きいので、以前LECを受講されたことがある方にはかなりおすすめです。

LECの公式サイトはこちら

各講座の内容や講義時間については以下の通りです。

講座種類 講義回数 テキスト等
プレミアム合格フルコース

全78回 

スーパー合格講座 7冊
分野別!コレだけ演習総まとめ講座 4冊
マスター演習講座 2冊
出た順必勝総まとめ講座 4冊
全日本宅建公開模試  全5回分
ファイナル模試  全1回分
究極のポイント300攻略講座 2冊
とにかく6点アップ!直前かけこみ講座 1冊
パーフェクト合格フルコース 全78回   スーパー合格講座 7冊
分野別!コレだけ演習総まとめ講座 4冊
マスター演習講座 2冊
出た順必勝総まとめ講座 4冊
全日本宅建公開模試  全5回分
ファイナル模試  全1回分
春からチャージ合格フルコース 全63回 スーパー合格講座 7冊
分野別!コレだけ演習総まとめ講座 4冊
マスター演習講座 2冊
出た順必勝総まとめ講座 4冊
全日本宅建公開模試  全5回分
ファイナル模試  全1回分
究極のポイント300攻略講座 2冊
試験に出るトコ予想会 1回分
とにかく6点アップ!直前かけこみ講座 1冊
週一完成合格フルコース 全58回 基礎力養成!コンプリート合格講座 1冊
過去問セレクト300攻略講座 1冊
実戦力養成!パワーアップ演習講座 7冊
全日本宅建公開模試 全5回分
ファイナル模試 全1回分
究極のポイント300攻略講座 2冊
試験に出るトコ予想会 1回分
とにかく6点アップ!直前かけこみ講座 1冊
再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講座 全73回 スーパー合格講座 7冊
ハイレベル合格講座 1冊
分野別ベーシック答練 全6回分
総合実戦答練 3冊
全日本宅建公開模試  全5回分
ファイナル模試  全1回分
直前バックアップ総まとめ講座 4冊
過去問対策ナビゲート講座 1冊
ラスト1週間の重要ポイント見直し講座 1冊
再チャレンジ合格フルコース 全39回 スーパー合格講座 7冊
ハイレベル合格講座 1冊
分野別ベーシック答練 全6回分
総合実戦答練 3冊
全日本宅建公開模試  全5回分
ファイナル模試  全1回分
直前バックアップ総まとめ講座 4冊
過去問対策ナビゲート講座 1冊
ラスト1週間の重要ポイント見直し講座 1冊
補助教材 3冊

使用するテキストは書店でも販売されているものを使用します。

ちょこっと覗いてみたいという方は、書店で確認してみてもいいかもしれません。

講座については、かなり充実した内容になっています。合格率の高さに納得できますね。

LECの講座で宅建に合格した人の体験談

実際にLECで学習し、合格を果たした方の体験談の一部をご紹介したいと思います。

受験すると決めたら、今年合格すると決める事が大事!(パーフェクト合格フルコース(通学))

【LECの講師やカリキュラムについて】

テキストを読んでも全く頭に入らない、なおかつ楽に勉強したいため、Web講義と学校講義の2回聞くようにしました。まずWebで水野先生の講義を聞き(1.5倍速)、概要と意味を理解し、次に名古屋校の八幡先生の詳しい授業で知識を固めるということを行いました。そして、翌週の講義までに学習した部分の問題を行いました。直前3兄弟パックを追加し、全体の復習を行いました。全てLECのカリキュラムのみで十分で、他のものに手を出す必要はなく、他に手を出す時間もありませんでした。。

LEC公式サイト「合格体験記」より引用

真剣に合格を考えるなら講座を受講すべし!(週一完成合格フルコース(通信))

【役に立ったLECのサービス】

週一完成フルコースは授業やアルバイトなどで、登校する必要がなく自分のペースで学習を進められることが魅力的でした。私自身、大学の授業やアルバイトを継続しながら無理なく受講を進めることができました。また、Web講義はどこからでも講義を受けることができ、夏休みの帰省をしている間や旅行先での隙間時間でも学習できました。遅れを取ることなく理想とするカリキュラムに沿って学習を進めるために、Web講義は素晴らしいサービスだと感じます。

LEC公式サイト「合格体験記」より引用

LECの講座は通学・通信とも内容は同じで、どちらも実績があります。

ご自身のライフスタイルに合わせて、どのスタイルで受講するのか決められたらよいと思います。

まとめ

宅建士LECの講座をおすすする理由は合格率の高さにあります。

公表の合格率は全ての受講生のものではありませんが、多くの合格者を輩出していることに変わりはありません。

通学講座を提供している他校同様、LECの受講料も高額です。

初学者向けの割引はあまりありませんが、LECを利用したことがある方は最大で40%OFFの割引が受けられるので、かなりおすすめです。


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