一般的に宅建(宅地建物取引士)取得のための学習期間は、6か月程度といわれています。
しかし、色々な事情から6か月前からはじめられかった人の中には受験を諦めていた人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は一度は宅建試験を諦めてしまった方のため、最短どのくらいで宅建試験を目指せるのかについてご紹介致します。
宅建を最短3か月で目指すことは果して可能なのか?

標準的な学習期間が6か月程度といわれている宅建試験を最短3か月で合格できますか?という質問をよくされます。
そういった質問の回答を先に申し上げると、「条件が整えば可能」です。
では、その条件とはいったいどのようなものなでしょうか?
- 時間が沢山ある
- 効率よい学習ノウハウがある
- 法律知識がある
- 建築・不動産の仕事をしている
一日に勉強に費やせる時間が多いほど短い期間で合格できる

先ず時間については、試験を目指す方の多くが忙しい日々の中で、勉強に費やすための時間を確保するのに苦労すると思われます。
その点、例えば無職の人、学生、主婦の方などで比較的時間の余裕がある場合は、一日に勉強に費やせる時間が多くなるので、短い期間でも合格圏内に到達できます。
かくいう私も2か月で合格しています。
当時の私は無職であったため、一日の大半を勉強に費やせたことが超短期での合格を可能にしたのだと実感しています。
つまり、ある程度まとまった時間が取れる場合は、3か月の短期合格も可能だといえます。
もちろん、上記の方々でも時間的に余裕がない場合は、やはり短期合格は難しくなります。
効率く学習できるノウハウがある場合も短期合格は可能

以前の記事で、宅建を目指すならこの時期4月が丁度良い時期だとご紹介しました。
その理由は記事にあるように宅建の標準的な学習期間が6か月程度であることが、一番の理由です。
宅建試験に限りませんが、通常は資格試験の合格を目指すには余裕をもって学習期間の設定をします。
宅建試験に関して言えば、その期間が6か月程度ということになります。
宅建の通信講座の中には、もっと長い期間で学習をするカリキュラムもあるくらいですので、半年というのは決して長い期間でないといえます。
もちろんこれより短い期間で学習した人は沢山います。
ですが、初学者の場合はそう簡単ではないことも事実です。
短期合格をするためには、やみくもに勉強するのではなく、それなりの学習計画やノウハウは必須です。

個人単位でノウハウを構築するのは不可能です。

そもそもそんな時間あったら勉強した方がよいです!
特に私のように独学で初受験の場合、過去の試験を分析して傾向を掴んだり対策を練ったりなどできません。
大抵は過去問を解く過程で出題傾向が分かってくるというのが実状ではないでしょうか?
そこへ行くと資格講座などはこれまで蓄積してきた膨大なデータを元に、効率の良い学習が出来るカリキュラムを確立することが可能です。
そのため、個人では難しい短期合格も可能にすることが出来るのです。
既になんらかの法律知識がある場合は短期合格も可能
もともと法律知識がある人の場合は、恐らく半年を要しなくても合格は可能と考えられます。
例えば、法学部出身である、他の法律系資格を保有している、などの場合は3か月での合格もかなり現実的です。
また、不動産会社にお勤めの場合も既に宅建業法の知識があるでしょうし、建築系の会社にお勤めであれば建築関連の知識がおありでしょうから、一から学習するよりも短期間での合格が可能です。
3か月で合格を可能にする方法その1~時間を確保する

上記でご紹介した最短3か月で合格のための条件は、現在当てはまらなくても整えることが出来る場合には3か月で合格を狙うことは可能です。
例えば、時間的余裕について、現在は時間の余裕はないが、3か月という短期間に限れば、少睡眠時間を削ってでも時間を確保できるという場合は、短期間でも合格は可能かもしれません。
宅建に必要な勉強時間については別記事で紹介していますが、要は必要な学習時間(最低300時間)です。
これを6か月でこなすかのか、あるいは3か月でこなすのか、といった問題になります。
加えて、どれだけ他の人より多く過去問を解けるようになったのかが重要です。
つまり、過去問1回解いただけで、完璧に解答出来るようになっていれば300時間も勉強する必要がないということになります。
しかし、普通の人は過去数年分の問題を1回解いただけで、完璧に解答出来ることはありません。
宅建は思考力を問う問題より暗記で対応できる問題が主流なので、だらだら時間をかけるより短期間で集中して学習する方法は試験対策においては効果がある方法です。
3か月で合格を可能にする方法その2~講座を利用する
宅建資格取得を目指す講座の多くは6か月以上の学習期間を想定しているものがほとんどですが、その中でも3か月で合格できる講座がいくつかあります。
ここでは、2つほどお勧めの講座をご紹介致します。
3か月で合格おすすめ宅建講座その1~ユーキャン
おすすめNO.1は、多くの方が知っているユーキャンの宅建講座です。
え、今更?というお声が聞こえてきそうですが、最近になってユーキャンの講座がリニューアルして、バージョンアップしていることが分かりました。
ユーキャンの宅建講座は以前は6か月でカリキュラムが組まれていました。

なぜ、今まで6か月だった講座が3か月に短縮できたのでしょうか?

恐らく、十分な合格データが蓄積され、短期合格が可能なノウハウが構築されたからだと推測できます。
従来のユーキャンの宅建講座の詳細についてはこちらの記事で紹介しています。
生まれ変わったユーキャンの講座はこちら
↓↓↓
ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座
ユーキャンの新しい宅建講座、3か月合格を可能にするカリキュラムの特徴は以下の通りです。
◆全面フルカラーテキスト
◆ムダを大幅にカットした短期合格カリキュラム!
・開講から30年以上に及ぶ徹底的な試験を分析して作成
◆スマホとテキストの併用でよりスマート合格へ
・テキストや動画講義をスマホやパソコン、タブレットから閲覧・視聴が可能!
・弱点対策や、効率的な学習の土台となるスケジュール・課題管理まで、充実の機能を搭載!
・デジタルサポート付き
◆一問一答式で訓練した後、試験同様の四肢択一式でが学習できる
このようにユーキャンの3か月講座は、出題される可能性の高い範囲を絞って学習することが短期合格のカギである宅建試験に対応したカリキュラムとなっています。
3か月で合格おすすめ宅建講座その1~フォーサイト
フォーサイトも3か月で合格された方が沢山いらっしゃいます。
フォーサイトの宅建講座の特徴である「満点主義ではなく、合格点主義で教材を制作している」ことこそが3か月で合格を可能にしている最大の要因です。
フォーサイトでは万が一不合格であったときは、受講料を全額返金していもらえる制度があります。
講座の中には教育訓練給付制度を利用できるものもあります。
フォーサイト宅建講座の詳細については別記事でご紹介しています。
ユーキャンの講座は種類がありませんが、フォーサイトは講座の種類が多いのも特徴です。おすすめはセット講座ですが、単科講座も用意さているため、自分にあった講座選びが可能です。
2021年度の合格率は全国平均の4.63倍!短期間で宅建に合格できる話題の勉強法とは?
まとめ
宅建(宅地建物取引士)のを目指すには、6か月(半年)程度の学習期間を推奨しています。
多くの宅建講座でも6か月もしくはそれ以上でカリキュラムを組んでいます。
この6か月という期間は全ての人に当てはまるものではなく、それより短い期間で合格することも十分可能です。
また、中には6か月という期間を学習に充てられない方もいらっしゃいます。
そういった方には、最短3か月で合格を可能にする宅建講座を利用して学習することをおすすめします。